「ヴェネツィア美術散歩」で気分はヴェネツィア♪

本日のバンクーバーは午前中、激しい雨が降りーー

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その中を車を走らせ、とある場所へと急ぎます。
それはーー

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この建物、日系ヘリテージセンターで10時過ぎから行われた講演会、
コスモスセミナー主催の「ヴェネツィア美術散歩」を聴講に行くためです。^^

講師である松本明子さんは東海大学文学部などで講師を歴任され、
また若い頃イタリア政府給費留学生としてパドヴァ大学へ留学なさった方。
こんな素晴らしいセミナーに参加できるチャンスを作ってくださったのは
お仕事でいつもお世話になっているKさん。
でもKさん曰く「ワタシは別に誘った訳じゃないわよ」ですって。 クスッ
じつはたまたまウチのダンナ様が仕事の用事でKさんにお電話して、
偶然耳にしたこの講演会。
で、ほら、ヴェネツィアおたくのダンナ様、それを聞き逃すわけがありません。
早速Kさんに教えて貰ってコスモスセミナーに電話をしてスケジュールを伺いました。

じつはコスモスセミナーは本来女性のための会なのですが・・

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はい、ちゃっかり きちんと一般入場者として会場へ。
尚、会場は殆どがコスモスセミナーの女性会員の方々です。笑

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まず最初にセミナーを主宰なさっていらっしゃる大河内南穂子さんの御挨拶です。
楽しいジョークを交えながらの綺麗な話し方に思わず引き込まれます。
大河内さんの日本語を拝聴しながら自分の日本語のいい加減さに自己嫌悪 あかんなぁ


そして松本明子講師のお話が始まりました。
講演タイトルは「絵画の中の空間/空間の中の絵画を観る」
ワタシ達、ヴェネツィア好きにはとても興味深い講演で、例えばーー

「ヴェネツィア美術散歩」で気分はヴェネツィア♪_d0129786_14213761.jpg

こちらのヤコボ・サンソヴィーノJacopo Sansovinoのマルチアーナ図書館。
これはヴェネツィアの中心で観光名所でもあるサンマルコ広場に面した、
デュッカーレ宮殿前の建物で、建築様式など詳しく説明して頂きました。
そしてこれがーー

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昨年、2008年の1月に行ったときの写真。 左手の建物です
そしてこちらはーー

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今年、2009年1月に撮った写真、ちょっと分かりにくいのですが右手の建物。
青っぽい看板で覆われている修復工事部分が昨年の位置から移動しています。
じつはこの建物の一階はカフェになっていて、さらにジェラートも売ってます。^^

・・と、まあこんな感じで、
どんな為になるお話しを聞いても、結局は食べ物を連想するカバン持ち。がっくり
でもね、素敵な景色→歴史的背景を知る→さらにおいしいものを思い出す
この連鎖は=楽しい♪につながるので学習力、興味も一気にアップです!

ところでーー
↓ベネツィアの郵便局(2008年1月撮影の古いものですが・・)

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昔のドイツ商館で1505年に建てられて、当時ティッツィアーノらによって装飾が
なされたそうですが、老朽化により残念ながら建物にその形跡は残っていません。
                    <以上カバン持ちの過去ログから抜粋>
過去記事はコチラから。

つい数日前にインターネットのニュースで知ったのですが・・
このヴェネツィア郵便局の建物をベネトンが買ったそう・・ ええっ!
・・という事は、この建物もブティックに変わってしまうのですね。
世界中、何処に行っても同じブティックや飲食店はもう充分だと思うのですが。
この大運河に面したヴェネツィア中央郵便局。
まったりとしたちょっと暗めの雰囲気がヴェネツィアっぽくって大好きだったのに
それが無くなるなんて。 ああ、ほんとにほんとに残念

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by stessa2 | 2009-09-10 16:55 | バンクーバーでイベントに行く | Comments(10)
Commented by M子 at 2009-09-10 18:08 x
え?ジョバーニコスモス会に参加?ついにジョバーニも晴れて女性になったのね
私も イタリア行きたーーい

Commented by stessa2 at 2009-09-10 18:45
*M子さんへ
だから云ってるでしょ、お肉が食べれるようにならないと
イタリアに行っても困るって。
ああ、鬼ちゃんにお願いしてしっかり教育して貰おう。
大阪帰ってもたこ焼ばっかり食べ過ぎたらあかんよー。^^
Commented by ななまりん at 2009-09-10 22:48 x
マニアックな会ですね。 でもこんな風に楽しみながら聞けたなら 学生時代の世界史も好きになれたのにな~・・・って思いました。

素敵な建物をベネトンが買ったんですね。  確かに、またこのお店が!っていうショッピングモールは多いですよね。 という私もH&Mをバンクーバーでチェックしたミーハーでもありますが。 笑
Commented by kimamanyc at 2009-09-11 07:18
こんにちは^^
この講演、私も興味津々!
ヴェネツィア、一度行ってみたい場所の一つです。
イタリアは行った事がないのですが、11月に初イタリア体験予定です!
クルーズで、残念ながらヴェネツィアには行かないんですけどね。ヨーロッパの空気を楽しめたら、と思います^^
食べ物は重要なポイントだと思います!!(笑)
それにしても、ベネトンが出来ちゃうのですか。。。雰囲気だけでも残してもらえたら良いですね。
Commented by メメ at 2009-09-11 11:20 x
カバン持ちさん、こんにちは!

久々に拝見したダンナ様のお姿。初の全身バージョン。背が高いんですね!

ヴェネツィア郵便局、見覚えがある〜♪
カバン持ちさんの過去の記事も、戻って拝見しました。
封筒、くれたんですね!(笑)
アバウトなイタリアならではな感じもするけど、親切心は大事ですよね〜。
ちょっとしたことでも、旅人への親切さを感じられた国って、印象に残りますよね。

それにしても、ベネトンへの変身は残念ですね。
カバン持ちさんの「世界中、何処に行っても同じブティックや飲食店はもう充分」という言葉、とっても共感です!
味覚も、ショッピングや建物も、その国ならではのものとの出合いが、旅の醍醐味ですもんね。
Commented by ralamartin at 2009-09-11 11:27
ラスベガスのベネチアは行きましたが・・・!イタリア、いいですよね~。行った事がなくて・・・街全体が芸術の宝庫なのでしょうねぇ~。ダンナ抜きで一人で行きたいっ!女の一人旅でも安全なのでしょうか?英語は通じますか?Fumi
Commented by stessa2 at 2009-09-11 12:12
*ななまりんさんへ
そうですね、こんなふうに世界史を学べたらきっと好きになっていたでしょうね。
じつはベネトンがお店を出すのは致し方ないのですよ。
ヴェネツィア近くのトレヴィソという町がベネトン発祥の地なので。
でもね・・
この郵便局から郵便を送るのを旅のお楽しみの一つにしていたワタシとしては
本当にがっかりなのですよ。涙
Commented by stessa2 at 2009-09-11 18:21
*kimamanycさんへ
こんにちは^^
おお、11月に初イタリア上陸ですか!
クルーズだと一つの街の上陸時間がどうしても短めになってしまうと
最近行かれた方が仰ってました。
なのでレストランなど情報をしっかりチェックして行って、時間の有効活用が
楽しむためのポイントかもしれませんね。
そしてワタシの分もおいしいものを味わって来てくださいね!
ブログの更新、楽しみにしています。^^
ご存知のとおりヴェネツィアは世界遺産なので建物はそのまま残すと思うんですが
あの古い郵便局の薄暗い雰囲気が無くなるのが残念でなりません。
大運河に面しているので毎日郵便物を運ぶ船が建物に横着けされるのですが、
それももう無くなると思うと・・寂しいです。
Commented by stessa2 at 2009-09-11 18:36
*メメさんへ
こんにちは^^
メメさんもヴェネツィアの郵便局をご覧になりましたか!
イタリアは確か・・新婚旅行でしたっけ?
そうなんです、郵便局の人、封筒、くれました。
きっと外国人だったので面倒くさかったんでしょう。笑

そして、沢山の国を廻られたメメさんだったら良くお解かりでしょう。
世界共通のブティックや飲食店が地元の商売を圧迫して、
その地の味わいを失わせていくような気がして残念でなりません。
Commented by stessa2 at 2009-09-11 18:50
*ralamartinさんへ
イタリアはいいですよ~^^
今度御主人様のお姉さまを尋ねてフランスへ行かれたら
ちょっと足を伸ばして北イタリアを味わわれては?
でももし一人旅が良かったら北イタリアのフィレンツェやヴェネツィアだったら
何もあぶない事は無いと思いますよ。
特にヴェネツィアは治安は良いようです。(夏場のスリは別として)
迷路の街なので道がちゃんと判るのは地元住民のみ。
なので犯人が犯行後に逃げ切れないのも理由では?車、無いですし。
そして女のひとり旅と知ったらイタリア男はすご~~く親切です。笑
たとえダンナと一緒でもワタシだけ(女なので)親切にしてくれます。
英語は観光客と直接関わる人は殆どが片言でも喋れます。
・・っていうか、イタリア人とのコミュニケーションに言語はあまり関係無いですよ。笑


バンクーバー在住二十数年のリアイア主婦のなんとなくな日々


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