今日のヴェネツィア

今日のヴェネツィアは晴天、されど波高し、そして体感温度低し。
それでもその美しい景色に息を呑む。
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# by stessa2 | 2017-01-18 07:48 | イタリア、ヴェネツィア滞在記

カフェAMO@Tファンダコ デイ テデスキ

昨日の話の続き..
ヴェネツィアにできたデパートTファンダコ デイ テデスキの一階にオープンしたカフェAMOはパドヴァにあるミシュラン三ツ星レストランLa Calandreの姉妹店。本店で美味しいワインでテイスティングコースを食べようものなら目が点になりそうな価格。その名店のごく一部ではあるが片鱗を気軽に味わえるのがこのAMOである。 じつは前の日にそのような有名店とは知らず、なにげにプロセッコとサンドイッチを食べたらその美味しさにびっくり。で、部屋に戻ったあとネットで調べたらそんな有名店のカフェとして出店していることを知り、翌日またまたそこに行った次第。これまた私の事前の調べ方が足らずじつはここは12時からランチで、その前後は夕方まではカフェとして営業しているのだが、テーブルに案内される前にランチしたいと告げるとそのままテーブルに案内してくれて、ちゃんとランチのセッティングもしてくれ、キッチンが開くまでほんの15分ほどお待ち下さい、と和やかに言ってくれた。ほどなくキッチンが開き、赤ワインと共に、ランチメニューからアペタイザーとしてプロシュート・デ・パルマとビーフカルパッチョを選択。
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THINLY-SLICED PARMA CULACCIA (CENTER CUT OF CURED HAM) いつものプロシュート・デ・パルマのはずがこれがまた格別美味しい。イタリア以外で食べるプロシュート・デ・パルマは国外に輸送するためかかなりに塩っぱい。が、ここヴェネツィアで食べるプロシュートはそんな塩っぱさはないのだが、これは特に塩っぱくない、というか塩分を殆ど感じないぐらい美味しい。さらにまたテーブルに出されるパンがとてつもなく美味しいのである。見た目はフランスパンっぽいキメの粗さだがしっとりとして柔らかく、あっというまに口の中にパンの旨味が広がる。ボリュームがありそうなのだが美味しくて(パンがあまり好きではない私でも)ぱくぱく食べてしまう。もしここのパティスリーのほうで売っているのであればこのパンは絶対に買うべきである。後日チェックしてみようと思う。ちなみにこのパンは手で折った紙袋に入って出てきた。そのプレゼンテーションもお茶目でかわいい。

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RAW BEEF CARPACCIO WITH TARRAGON MUSTARDビーフ・カルパッチョ
主人はバンクーバーのIl Giardinoのカルパッチョが一番美味しいと仰っておいでだったが、これを食べた瞬間、旨い!と叫んでいた。私も今まで食べてきたカルパッチョとまた違って、霜降りや赤身ではなく、ピンク色の生の牛肉の旨味というものを感じた。その扱いや調味、添えられたタラゴンマスタードソースの美味しいのは言うまでもない。

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POTATO CAPPUCCINO WITH RAGÙ “ALLA BOLOGNESE”
じゃがいものマッシュカプチーノ仕立て。かき混ぜれば底から出てくるのはボロネーゼソース(ミートソース)パンと交互に食べればどこか懐かしい味。必ずパンと一緒に食べよう。

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小エビと青野菜のスパゲッティはもちろん美味しかったけれど残念ながら目から鱗ほどではなかった。パスタが美味しいレストランは五万とあるし、ここのメニューに目をとおす限りお店側としてもパスタ類には力を入れてはいない。
前日にはシェフの今日のスペシャルでリゾットがあった。私の少ない経験からだが、リゾットは本当に美味しいレストランで食べなければ失敗する確率の高いメニューのひとつだと思う。そういう意味でもバンクーバーへ帰るまでに是非ともここでリゾットを食べてみたいものだ。そのチャンスに恵まれたならば、またこちらで報告したい。

ひとつだけ難を言うとすれば、このカフェはDFS(ヂューティーフリーショッパーズ)のデパートの一階ど真ん中にある。時間帯にもよるが某国の団体さんが旗を先頭に入ってくる。一応背の高いソファやテーブルなどで空間を仕切ってあるが、中にはこのカフェスペースに入ってきてランチ用に丁寧にセッティングしてあるテーブルにどかんと陣取り、Free WiFiの繋ぎ方を聞いている輩もちらほら。この時期でさえこれだとシーズン真っ盛りになると言わずもがなの状態になること必然。いつまでこの素敵な空間が保たれるのか、それはお店次第である。
# by stessa2 | 2017-01-17 06:28 | イタリア、ヴェネツィア滞在記

ミシュラン星獲得シェフの味をほんのちょっぴり味わえるAMO

ヴェネツィアに昨年11月にオープンしたデパートT フォンダコ デイ テデスキ BY DFS。その一階にオープンしたカフェレストランAMOへはからずも2日続けて通ってしまった。最初にここへ行った日はなにも情報も無く、ただデパートをぐるっと一周したあとちょっと休憩を兼ねて軽くサンドイッチでもつまもうと立ち寄っただけだった。時間も丁度12時頃、あとで知ったのだが12時から3時までがランチタイム。
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テーブルに案内されてなにげに座れば、広い空間の中にありながらとてもコージーな感じ。ひとまずプロセッコとスパークリングウォーターを頼んで、あとバーのメニューからトーストサンドを注文。
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AMO GRILLED HAM AND CHEESE SANDWICH
なんのここはないハム・チーズトーストサンドだが、ひとくちかじってそのじわーっと口の中に広がる美味しさに半信半疑。とりあえず美味しくてよかった、と思ってもうひとくち。旨味の詰まったとろ〜りチーズが糸を引き、ハムの風味も格別。塩味がごく薄いところに品質の良さを感じます。またパン自体も美味しい。
# by stessa2 | 2017-01-16 01:22 | イタリア、ヴェネツィア滞在記

冬のヴェネツィアの潮の満ち引き

いつか海に水没する街として世界にその名が知られているヴェネツィアであるが、それでは実際の水位の変化がどのようなものか、それをFBやニュース、テレビの旅行番組などで目にするのはヴェネツィア中心地として有名なサンマルコ広場、及びその周辺の水位が上がった時やアクアアルタ(大潮)の時だけのような気がする。しかしここは海に面した潟の上に作られた街なので毎日潮の満ち引きよって水位が変わるのである。
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昼前に部屋から出かける時の水位はこのぐらい。この日は特に水位が上がっていたので陸地との差がほとんど無い状態だった。が、しかし
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午後3時過ぎにはこの水位。そしてこのような水が引く時間帯が一番寒く感じられる。外を歩いていて寒いな、気温が下がってきたな、と思って時計を見ると大体2時過ぎだ。なのでその時間帯から夕方までは一旦部屋に戻ることにしている。外を歩いていても寒いし昔からの店舗や興味深い工房は休み時間に入るしであまり楽しくないのである。歩いているのは観光客だけという時間帯である。
# by stessa2 | 2017-01-15 23:16 | イタリア、ヴェネツィア滞在記

ヴェネツィアの新しいデパートT Fondaco dei Tedeschi

以前は郵便局だった旧ドイツ商館がデパートとして再開発されたと聞いていたが、今朝まで行ってみる気も無かった。ヴェネツィアへ来て今更デパートへ行く必要も無いだろうとタカをくくっていた。が、しかし、長年私にアテンドしてくれていた某ブティックの販売員が急に辞めたと聞き、ひょっとしてこの新しくオープンしたデパートに引き抜かれたのではないかと思い悩んだ末、ウィンドウショッピングかたがた捜しに行こうと思い立ったのは朝起きてからだった。
そのデパートの名前は「T Fondaco dei Tedeschi by DFS」(Tファンダコ デイ テデスキ)

ここに行きたくなかった大きな理由は、数年前までこの建物が郵便局だった頃、よくここからバンクーバーへ郵便物を送っていたからだ。その当時の建物の内部の薄暗く閑散とした、そして荘厳で美しい景観が好きだった。そのような歴史的にも価値のある建物を数年前にベネトンが買い上げた当時、それはそれは話題になった。そのニュースをネットで見た時にはバンクーバーの自宅で半分怒りにも似た悲しい感情が湧き上がったのを今でも覚えている。ベネトンショップになっても絶対に行くものかと心に誓ったものだった。などとうそぶいてみてもベネトンで買い物などしたことはないのだが..。

前置きが長くなったが、このデパートについての感想を書いておこう。まず入り口にはドアマンが居てお客様のためにドアを開けてくれる。日本のような自動ドアではないし、カナダのような重たいガラスドアだけどエクササイズしてる貴方ならササッと開けれるよね?的な扱いでもない。あえてお客様のために開けさせて頂きます、なにせこのデパートは高級ですので。という立ち位置だ。
中に入ってみれば、この建物自体の原型とマテリアルはことごとく残してあり、一階のカフェのところから天井を見上げれば、回廊型の各階のバルコニー部分が圧巻だ。もちろんここヴェネツィアは街全体が世界遺産なので建物をあとかたもなく壊して新たにビルを建てるなどという暴挙には出られないが、それにしてもこうして以前の建物のマテリアルが残っているのを見るとひとまずは安心する。とりあえず初めて入ったデパートなので上から下まで探索してみた。
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ここのお薦めの一つは最上階の展望デッキであろう。エスカレーターで各階を見て廻りながら最上階に到着。このドイツ商館の建物は少なくとも16世紀から近代までドイツ商館として利用され、それ以降は郵便局として使われていた。
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こちらがその屋上からの眺め。今までこの方向から大運河を眺められるのはリアルト橋の上からだけだったのでこれはじつに圧巻だ。春から夏にかけてのハイシーズンになると観光名所の一つとして大混雑となることだろう。ちなみに足場は普通の板で作られた、例えば昔の日本の民家の2階にある物干し場を連想させるような感じである。別に不備は無いがその普通っぽさにちょっと驚く。
さてさて展望はそのくらいにして、今度は建物内部のデパートとしての印象を書き残しておこう。
デパート一階はヴェネツィアの地元グッズ(ムラーノガラス、ゴンドラグッズなどなど)の売り場やサングラス売り場、あとワインや瓶詰め、お菓子類などを売る一角などがあるが、なんといっても特記すべきは一階中心吹き抜け広場にあるカフェレストランと、それと通路を挟んで壁側にあるペイストリーショップであろう。

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さらに注目すべきはエスカレーターとエレベーター。エスカレーターはまるで真っ赤なカーペットを敷き詰めたような演出で真っ赤塗られ、さらにエレベーターは内部のボタンがこれまた真っ赤で大きい。グッドデザインでちょっと感激。主人はそのボタンが気に入ったようで他の人が乗っていないのをこれ幸いとまるで子供のように何度も押してみていた。
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内装建築デザインは日本の銀座にあるヴェルサーチの店舗を設計したイギリスの建築家ジェイミー・フォバート。建物全体の修復建築はオランダ生まれの建築家・都市計画家のレム・コールハースが率いるOMA。
**
2階から上はファッションや化粧品売り場、靴、バッグ売り場と連なるが、冬のバーゲン終盤であったせいもあろう、これでもかと並ぶ有名ブランドに特別目を引くものも無く、足を止めさせるほど魅力的なものも無かった。そして各売り場のスタッフの人数だけはものすごく多いのが印象に残った。全員が「ボンジョールノ♪」と声を掛けてくれるのでそれに返事しまくって、それで疲れ果てて店内探索はお終い。ちなみにこのデパートの経営はDFS、あのデューティーフリーショッパーズである。そう、一時期世界中の空港に店を構えていたDFSである。あ、今も構えている。さらにそのDFSの持ち株の半分以上をLVMH(モエ・ヘネシー・ルイビュトン社)が持っている。ってことはここにあるブランドの大半がLVMH系のものということではないだろうか?確かにそういう目で見れば大きな大きなデューティフリーショップのような感じがする。例えばNYのバーニーズやサックスフィフスのような各ブランドの商品の買い付けに独自の特長も見られず、店舗がお洒落なわりに、有名ブランド目白押しなわりに(私にとって)商品に魅力が感じられなかった。
それなのに、ああ、それなのに、私としたことが2日続けて、それも2日目は喜々としてこのデパートへ行ってしまったのである。その理由はまた明日。
# by stessa2 | 2017-01-14 09:03 | イタリア、ヴェネツィア滞在記


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